東大日本史では、単なる暗記を超えて歴史的な因果関係や背景を理解し、記述問題で論理的に説明できる力が求められます。
そのためには、通史とテーマ史の両方をバランスよく学ぶことが不可欠です。
しかし、多くの受験生が「通史は暗記中心になってしまって流れがつかめない…」「テーマ史の整理がうまくできない…」といった悩みを抱えがちです。
そんな東大日本史受験生に心からおすすめしたいのが、河合塾の名物講師・石川晶康先生による『日本史探究授業の実況中継(1)〜(4)+テーマ史』シリーズです。
このシリーズは実際の授業を再現する形式で構成されており、圧倒的なわかりやすさと情報量を誇ります。
本記事ではこのシリーズの構成や活用法、メリット・注意点、そして実際の受験生の声を徹底解説します。
この記事を読めば、「東大日本史の通史・テーマ史はこのシリーズのみでOK!」と感じられるようになります!
1:『日本史探究授業の実況中継(1)~(4)+テーマ史』とは
基本情報
項目 | 内容 |
著者 | 石川晶康 |
出版社 | 語学春秋社 |
発売日 | 第1巻:2023年10月24日 第2巻:2024年1月22日 第3巻:2024年4月9日 第4巻:2024年6月18日 テーマ史:2024年11月11日 |
定価 | 第1巻・第2巻:各1,540円 第3巻・第4巻:各1,650円 テーマ史:1,760円 |
ページ数 | 第1巻:436ページ 第2巻:456ページ 第3巻:536ページ 第4巻:428ページ テーマ史:368ページ |
基本構成
授業(本冊)
第1巻〜第4巻で通史を全70回の授業形式で解説します。
テーマ史では史学史、女性史、教育史、貨幣・金融史など全23回で重要テーマを扱います。
どれも石川先生の実際の講義をもとに構成されており、読み進めやすいです。
授業ノート(別冊)
授業のポイントが簡潔にまとまっており、赤文字対応で赤シートを使った暗記が可能となっています。
復習に最適です。
日本史年表トーク(無料音声)
授業の重要事項を時系列で確認できる年表に沿った音声教材です。
通学中のながら学習にも使えます。
2:『日本史探究授業の実況中継(1)~(4)+テーマ史』の使用タイミングと使用目的
使用タイミング
このシリーズを使う最適なタイミングは、次の3つです。
① 日本史の通史学習のはじめに
中学歴史の基礎がある程度身についているなら、本書から高校レベルの通史に本格的に入ってOKです!
文章が講義形式でやさしく、初学者でもスムーズに読み進められるのが魅力です。
② 過去問演習に入る前に東大頻出テーマを強化したいとき(テーマ史)
例えば「教育史」や「貨幣・金融史」といったテーマは東大日本史の記述問題に出やすいですが、これらをテーマごとに学習できる教材はなかなかありません。
テーマ史編で深掘りしておくと、本番での得点源になります。
③ 過去問演習中に該当する通史やテーマ史を調べ直したいとき
論述を書いていて「ここの流れが不安…」「このテーマ、背景って何だっけ?」となったときに、授業形式で丁寧に解説してくれている本書は強力な辞書代わりになります。
使用目的
このシリーズの主な目的は、以下の3つに集約されます。
✅ 通史・テーマ史の基礎知識のインプット
重要語句や因果関係、背景を丁寧に理解できる構成です。
単なる「覚えるだけ」ではなく、「なぜそうなったのか」を納得しながら学べます。
✅ 復習・確認
別冊授業ノート+赤シートの組み合わせで知識の定着とセルフチェックがしやすいです!
「知ってるつもり」を「答えられる」状態に引き上げてくれます。
✅ 論述対策の土台作り
論述問題に必要な「流れ」や「背景知識」を整理できるため、論述演習の準備教材や論述演習中の補助教材としても抜群です。
3:『日本史探究授業の実況中継(1)~(4)+テーマ史』の特徴とメリット
特徴①:人気講師・石川晶康先生の“授業そのまま”の構成
河合塾のトップ講師である石川先生の日本史授業を文字に起こしたかのようなリアルな口調で進行します。
「講義を受けている感覚」で読めるから、文章を読むのが苦手な人でもスラスラ頭に入ってきます!
▶ 読みやすさ&分かりやすさが圧倒的。日本史が苦手な人でも挫折しにくい。
特徴②:全4巻+テーマ史で“抜け”のない知識習得が可能
通史パートは全70回の授業で、日本の歴史を先史〜現代まで丁寧に網羅しています。
加えて、テーマ史では教育史・金融史・政治史など東大論述で狙われやすい分野をしっかりフォローしています。
▶ 「よく出るけど、自信がない…」という分野も本書で補完できるのが大きな強み!
特徴③:別冊「授業ノート」でポイント整理&赤シート対応!
授業の要点がコンパクトにまとめられた別冊付きです。
重要語句は赤文字で記載されており、赤シートで隠して繰り返しセルフテストができます!
▶ 復習しやすい&試験直前の総チェックにも使いやすい構成。
特徴④:漢字・語呂合わせなど記憶の工夫が満載!
「誤字注意ポイント」や「覚え方のコツ(語呂合わせ・イメージ)」が授業中にたくさん登場します。
無機質な暗記が苦手な人にもぴったりです。
▶ 東大日本史で求められる知識の習得をしやすくしてくれる工夫が豊富。
4:『日本史探究授業の実況中継(1)~(4)+テーマ史』の効果的な使い方
STEP①:まずは授業を「通読」して全体の流れを掴もう!
通史は細かい知識にとらわれすぎず、「歴史の流れ」「因果関係」「時代ごとの特色」を意識して読み進めるのがポイントです。
▶ 「なぜその事件が起きたのか」「次の時代にどうつながるのか」を自分の言葉で説明できるようになるのが理想!
STEP②:別冊ノート+赤シートで“セルフテスト”を繰り返す!
読んで満足してはNGです。
別冊ノートを使って、赤字を赤シートで隠しながら自力で答えられるかを確認しましょう!
ここで“知ってるつもり”を“答えられる知識”に変えます。
▶ 本冊→別冊→再確認…のサイクルが暗記&定着の黄金パターン!
STEP③:論述演習中に、関連する通史・テーマ史を参照する!
過去問や論述問題を解いていて、「あれ、この背景なんだっけ?」となったら、本書に戻って該当箇所を再読しましょう。
▶ 通史・テーマ史の“実践的な辞書”としても超便利!
STEP④:別冊ノートに自分の“論述ノート”を作っていく!
過去問で気づいたことや、論述で使えそうな要素を別冊にどんどん書き込みましょう!
自分だけの「東大日本史ノート」が完成していきます。
▶ 論述演習の復習効率も爆上がり!
5:『日本史探究授業の実況中継(1)~(4)+テーマ史』の使用上の注意点
注意点①:東大日本史は“固有名詞の羅列”ではない!
石川先生の授業では丁寧にさまざまな用語や人物名が紹介されますが、東大の日本史論述では、細かい固有名詞は出題されにくい傾向があります。
▶ 特に文化史では「作品名を片っ端から暗記しよう」とするのは非効率!
重要なのは、「なぜその文化が生まれたか」「どういう背景があったか」という“文脈”の理解です。
注意点②:ボリュームに圧倒されすぎない!
全5冊、合計2,000ページ超の大作です。
内容が濃くてありがたい反面、「最初から全部読まなきゃ!」と身構えると途中で挫折しかねません。
▶ ポイントは「完璧主義をやめる」こと!
まずは1周通読し、「流れをつかむ」ことを優先しましょう。
細部の暗記は、2周目・論述演習時にじっくりやればOKです!
注意点③:インプットだけで満足せず、アウトプット重視に切り替えよう!
東大日本史の合格ラインを超えるか否かは、論述が「書けるかどうか」で決まります。
いくら本書で知識を蓄えても、それを実際の論述問題で使える形にアウトプットできなければ意味がありません。
▶ 通史インプットは早めに終わらせ、論述対策や過去問演習の時間を最優先で確保しましょう!
6:『日本史探究授業の実況中継(1)~(4)+テーマ史』を実際に使った受験生の声
◎良かった点
🗣「授業っぽくてめっちゃ読みやすい!」(高3・東大文Ⅰ志望)
「教科書とか硬い文章が苦手だったんだけど、この本は先生が喋ってるみたいな感じで、スラスラ読めた。『なるほど、そういう流れか』って納得しながら読めるから、頭に残りやすい!」
🗣「テーマ史が東大の論述にめちゃ役立った」(高3・東大文Ⅱ志望)
「女性史とか蝦夷地史とか、教科書だと一瞬で流されるテーマを詳しく扱ってくれて助かる。東大の論述で『実況中継で読んだやつ!』ってなったときは本当に救われた!」
🗣「赤シートで確認できる別冊が便利すぎる」(高3・東大文Ⅲ志望)
「授業ノートが赤字でまとまってて、電車の中とか寝る前にサッと確認できるのが良かった。復習に使い倒して、自分で書き込みもできるから、どんどん自分専用のノートになる感じ!」
❌いまいちだった点
🗣「情報量が多すぎて、最初は怯んだ…」(高2・東大志望)
「全4巻+テーマ史でめっちゃ分厚いし、読むのに時間かかるから、スケジュール管理しないと終わらない…。でも計画立てて少しずつ読んだらなんとか完走できた!」
🗣「文化史の細かすぎる名前まで覚えようとして時間ムダにした」(高3・東大文Ⅲ志望)
「文化史の作品名とか人物とかもけっこう出てくるけど、東大じゃそこまで細かく出ないってあとから知って…。最初にそれ分かってたら、もっと効率よく使えたかも。」
🗣「読みっぱなしで満足しがちかも」(高3・東大文Ⅰ志望)
「通読するだけで“やった気”になっちゃってたけど、論述書いてみたら全然知識使いこなせなくてショックだった…。やっぱインプットしただけではダメだなって実感した!」
7:『日本史探究授業の実況中継(1)~(4)+テーマ史』の記事のまとめ
✅ 河合塾・石川晶康先生の授業を再現した講義形式で、通史・テーマ史をわかりやすく学べる!
✅ 通史編(全4巻)は先史〜現代まで網羅、テーマ史編では東大でも頻出の分野を深掘りしてくれる!
✅ 授業ノート(別冊)は赤シート対応で復習・暗記に超便利!
✅ 語呂合わせ・誤字指摘・図解など、記憶に残る工夫が満載!
✅ 別冊の授業ノートに演習で学んだことを書くことで、自分だけの「東大日本史ノート」を作れる!
✅ 通史がまだの人には最初の一冊として活躍!
✅ 注意点は「細かすぎる固有名詞にこだわりすぎない」「読んで終わりにせず演習に活かす」こと!
8:さいごに
『日本史探究授業の実況中継(1)〜(4)+テーマ史』は、東大日本史に必要な知識と理解を、無理なく、でも確実に身につけられる“通史・テーマ史学習の決定版”です。
「ただ読むだけじゃなくて、授業を受けている感覚で学べる」
そんな感覚を大事にしながら、歴史の流れを自分の中に染み込ませていける構成は、他の参考書にはない最大の魅力です。
でも、何より大切なのは“使い方”です。
このシリーズを完璧に読破することがゴールではなく、「論述で使える知識に仕上げる」ことが東大合格への一歩になります。
通史の理解に不安がある人も、論述で点が取れないと悩んでいる人も、まずは1ページめくってみてください。
石川先生の語り口が、「あ、日本史って面白いかも」と感じさせてくれるはずです。
歴史を知識に、知識を武器に。
このシリーズをあなたの受験勉強の土台にして、東大合格にぐっと近づいていきましょう!